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美術館のCafeメニューの作り方、そのいち…作品から広がるハーブティー。
どんなハーブティーかと言いますと、2019年にコレクションした新しい作品からイメージを広げたものです。イメージの元となる作品がこちらの2点。
これってハイヒール?カラス?そうなんです。左の作品には、現代アーティストのPJ クルックが日常的に使用したハイヒールがシンボリックに配置されています。作家自身が行った場所や会った人の名前がカラフルに記録されています。また、譲り受けたカラスの剥製も登場してい
磐梯山のふもと、大自然の中にある美術館。
わたしたち諸橋近代美術館は、日本百名山の1つである「磐梯山」のふもとにあります。ここは豪雪地帯でもあるため、冬は冬眠する美術館です。美術館の建物を通して、表情豊かな美術館と界隈の自然の様子をほんの少しご覧ください。
かつての日常を振り返り、現在に思いを馳せる。「ステッピング・アウト〜日常の足跡〜」7月13日から開幕。
展覧会「ステッピング・アウト〜日常の足跡〜」では、コレクションの中から、サルバドール・ダリの他、シュルレアリスムの作品を中心に、20世紀において日常の転換から生じた精神活動や芸術表現を紹介するとともに、PJ クルックの作品群を通して2020年以前と現在の生活を比較します。
歴史をさかのぼると人間は幾度も未曾有の事態を経験してきました。その度に日常や価値観の大きな転換を迎えながらも、人は文化を手放
会津の民芸品「赤べこ」から生まれた、美術館の『ひげべこ』。
スペイン出身の芸術家サルバドール・ダリの作品をメインでコレクションする当美術館では、毎年、ダリにオマージュを込めたオリジナルのミュージアムグッズを企画しています。
今年は「赤べこ」とコラボレーションし、ダリのトーレードマークである"ひげ"をあしらった『ひげべこ』をつくりました。制作をお願いしたのは昭和37年より張り子の伝統を守り続ける西会津にある「野沢民芸」。女性の職人も活躍する、伝統と革新性あ
PJ クルックを訪ねて、イギリス・チェルトナムへ→→芸術家の自宅、アトリエを紹介します。
2018年2月、イギリスの現代アーティストPJ クルック氏(1945〜)に会うためにチェルトナムにある自宅とアトリエを当館の学芸員が訪ねました。(左:PJ クルック/右:諸橋近代美術館 学芸員)
▶︎ PJ クルック(1945年〜):イギリスの現代アーティスト。彼女の作品は英国のプログレッシヴ・ロックバンド「キング・クリムゾン」のCDジャケットにも数多く採用されています。諸橋近代美術館では、サル