美術館のCafeメニューの作り方、そのいち…作品から広がるハーブティー。
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美術館のCafeメニューの作り方、そのいち…作品から広がるハーブティー。

どんなハーブティーかと言いますと、2019年にコレクションした新しい作品からイメージを広げたものです。イメージの元となる作品がこちらの2点。

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これってハイヒール?カラス?そうなんです。左の作品には、現代アーティストのPJ クルックが日常的に使用したハイヒールがシンボリックに配置されています。作家自身が行った場所や会った人の名前がカラフルに記録されています。また、譲り受けたカラスの剥製も登場しています。でも、不思議と作品の中では生きているように見えますよね。
※左:PJ クルック《ステッピング・アウト》2017 ©️PJ Crook 2021

つづいて、右の作品をご覧ください。メタモルフォーゼ・・・変身、変化を意味する単語です。少女は一体何に変身するのか?ちなみに、本作は当館の20周年の記念時に作家から寄贈されたものです。それをあらわすように、20匹の蝶々が描かれています。1、2、3・・・ちなみに幼虫は数えません。
※右:PJ クルック《メタモルフォーゼ》2018 ©️PJ Crook 2021

これら作品を鑑賞した後に、改めて作品を思い返したり、はたまた、鑑賞前に気持ちを整えたりしていただきたいという思いから、新メニューとしてオリジナルのハーブティーが生まれました。

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ご協力いただいたのは、地元裏磐梯にあり、当館から車で約10分程度の場所にある「小さなハーブ園&喫茶テラス Bandia(バンディア)」さんです。どういったコンセプトのハーブティーか伺ってみると・・・

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↑ ハーブティー「ステッピング・アウト」
※ 1杯600円(写左)/お土産用ティーバッグ 8P入 880円(写右)
ほのかな酸味が特徴の華やかですっきりとした味わいのお茶です。
個性的で爽やかなスピアミントとエルダーフラワーの香りが気分を前向きに明るく持ち上げてくれます。足取り軽く踏み出したいあなたにぴったり。
気持ちを引き締めたいときやお出かけ前、いまひとつやる気が起きない時の気分転換におすすめです。

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ハーブティー「メタモルフォーゼ」↑ 
※ 1杯600円(写左)/お土産用ティーバッグ 8P入 880円(写右)
レモンやライムを加えると《メタモルフォーゼ》というタイトル通り、コバルトブルーからパーブルへと色の変化を楽しめます。
メタモルフォーゼに描かれている女性のまなざしのように、
身体の中心に向かって気持ちを引き締めていくティーです。
きりっとしたローズマリーとユーカリの中にほんのりとやわらかいジャスミンが香り、奥行きを感じさせる味わい。デスクワークや読書、趣味や創作活動などに、気持ちを落ち着けて集中したい時におすすめです。

とのこと。作品への没入感を味わうものとして、ミュージアムカフェのハーブティーをぜひご賞味ください!カフェという違う視点からも美術館を楽しみいただければ幸いです。


Gracias!(ダリにちなみスペイン語で)。ありがとうございます!
福島県を代表する名山の1つ、磐梯山の麓にある美術館です。スペインの芸術家サルバドール・ダリ(1904-1989)の彫刻・絵画・版画を所蔵し、アジア最大級のダリ常設美術館です。磐梯朝日国立公園の中にあり、自然の美しさとアートをお楽しみください。