美術館が冬眠します。よかったらそれまでにぜひ、おいでください!紅葉もはじまります🎨
モロビ(モロハシキンダイビジュツカン)ではよくSNSなどで"冬眠する美術館"とうたっています。ちなみに今年は2023年11月13日〜2024年4月19日まで冬眠を予定しています。
なぜ冬眠するのかというと、私たちは磐梯山の麓にあって、豪雪地帯のため。厳しい冬…除雪作業や凍結への対応にかかる予算を考えると、冬に開館するのがなかなか難しいのです。なので冬眠中は次の年に控える展覧会の仕込み作業を行います。展覧会の準備には館内設備の細かな補修やグッズ・カフェの企画なども含まれます(よろしければ美術館の仕事の一部を動画でご覧ください)。表向きには眠っていますが、厳密には眠っていないんですよ。
せっかくですので、寒くなる前に冬眠中の様子や周辺の風景を画像でご紹介します。また、これから迎える秋の様子もすこしご紹介。「今年こそは行きたい!」そんな風にお考えいただいている皆様、ぜひ冬眠前にいらっしゃってください。お待ちしております。
鮮やかだった世界が真っ白に!
色が消え、白銀の世界が訪れます。イリュージョンでも起こったかのように池が消え、建物の1/3が雪で埋まってしまうのです。スタッフのファッションからも色が消える珍現象も…唯一の色味といえばカラフルなスコップでしょうか。雪に刺さる光景はどこかバースデーケーキのロウソクのようでもあり、それがどこかシュールなのでした。
哀愁漂う雪景色
いよいよクライマックス「秋」へ
モロビがある裏磐梯(うらばんだい)と呼ばれるエリアは県内でも随一の紅葉スポット。大小様々な湖沼の水面には、鮮やかな木々の色づきがうつり込み、味わい深い光景が広がります。気づけばスマホや一眼レフのデータも一杯に。空き容量多めでお越しください!
そして冬眠 💤
残すところあとわずか。とその前に、美術館スタッフは10月下旬には雪が降る可能性があるため、スタッドレスに履き替えなければなりません。今年の最終日は2023年11月12日(日)。お車でお越しの際は皆様も冬の装備でおいで下さい。