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扉を開けばダリ、ゴッホ、ルノワールetc.さまざま飛び出す展覧会ルームス。

諸橋近代美術館

7月25日から「コレクションをめぐる6つの部屋  ルームス」開催。

諸橋近代美術館は1999年の開館以来、20世紀を代表するサルバドール・ダリを中心に、ルノワールやゴッホなど20世紀の西洋近代絵画やイギリスの現代アーティスト PJ クルックの絵画作品を蒐集し、特色のあるコレクションの形成を継続してきました。

今回はこれらのコレクションを当館6人のキュレーターが部屋の住人となり ROOM1 コレクター/ROOM2 ダリ/ROOM3 語らい/ROOM4 材質/ROOM5 プロセス/ROOM6 スキャンダラス という6つの個性的なテーマを通してご紹介いたします。

展示構成:当館6人の学芸員が各部屋の住人となって作品を紹介します。

🔑 ROOM1  コレクター
諸橋近代美術館・創設者の諸橋廷蔵(1934-2003)は1980年代後半から約25年に渡り、作品収集について独学し、自分の眼で厳選しながら、精力的にコレクションを形成してきました。コレクション形成の経緯や作品に対する思いなど、当時のエピソードなどを交えながら、改めて作品が辿ってきた軌跡と共に作品の魅力に迫ります。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《モーリス・ドニ夫人》1904年

パリのモードに身を包んだ女性のポーズは菱川師宣の「見返り美人」を思わせ、ジャポニスムの影響を感じさせる作品。本作の色彩、構図、筆遣いに魅せられ、諸橋廷蔵は本作を蒐集しました。

🔑 ROOM2  ダリ
コレクション構成の中で最も数を占めるのは、「20世紀を代表する奇才」サルバドール・ダリの作品群です。特徴的なコレクションからダリの変遷とペルソナ(人格)を形成した要素を探ります。

🔑 ROOM3  語らい
鑑賞者が"次"の鑑賞者に「鑑賞」のバトンを繋いでいく、参加・成長型の鑑賞展示をお楽しみいただきます。作品を通して"時間"や"場"を越えた人々の繋がりを感じてみませんか?

🔑 ROOM4  材質
作品のキャプションには、作品タイトルや作家名の他、"材質"が併記されています。材質を通して作品を物質として観察し、保存方法など、物理的側面から作品を見つめ直します。

🔑ROOM5  Process:プロセス
ダリの立体作品は複雑な構造ゆえ、展示の度に組み立て直す作品があります。普段は関係者のみが知るプロセス(工程)を動画で紹介。実作品と合わせてご覧ください。

🔑ROOM6  スキャンダラス
巨匠と呼ばれる著名な芸術家にも、人に言えない秘密やフェティシズム、スキャンダラスなエピソードがありました。その背景を作品とともに解剖していきます。

フィンセント・ファン・ゴッホ《座る農婦》1884-85年

これを描いた時期、ゴッホはオランダのニューネンに滞在し、農村風景や農民の肖像を主題としながら200点以上の作品制作に取り組みます。しかし、ここである事件が!? 絵のモデルだった農民の娘を妊娠させた、という疑いをかけられてしまうのです。村の住人を描くことができなくなったゴッホは、室内での静物画制作に集中します。これによって色彩と構図の描写に大きな成果を上げることになるのでした。

6つの個性的なテーマを通してご紹介する諸橋近代美術館コレクション。
美術館周辺を取り囲む自然の中で、ダリをはじめ西洋近代絵画の秀作をめぐりながら、作品鑑賞の楽しさをご体験ください。


展覧会「コレクションをめぐる6つの部屋 ルームス」

■ 会 期 2022年7月25日(月)〜11月13日(日) ‖会期中無休 ‖
■ 時 間 9:30〜17:00(最終入館は30分前)
■ 料 金 一般 1,300円 高校・大学生 500円 <中学生以下は無料>
■ 主 催・会 場 公益財団法人諸橋近代美術館
 住所:〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23
 電話:0241-37-1088
▶︎ 諸橋近代美術館公式ウェブサイト

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