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美術館の舞台裏。

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学芸員の仕事って?冬期休館中は何しているの?などなど、普段ご覧いただけない美術館の舞台裏をご紹介します。
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モロビのクリスマス会。2021年の美術館の日常を振り返りました‼️

学芸員、総務、広報など美術館のさまざまな部署のメンバーが集い、12/25のクリスマスにYouTube…

ツンとしないで、もっと近くへ美術館・・・はじめました、モロビ全開!

「モロビ全開!」とは、美術館をより近くに感じてもらいたいという思いから、学芸員、ミュージ…

アーティストとコレクター、美術館の”密”とは?繋がりが生んだ、かけがえのない作品…

イギリスの現代芸術家PJ クルック(1945年〜)の作品は、サルバドール・ダリに次ぐ諸橋近代美…

PJ クルックを訪ねて、イギリス・チェルトナムへ→→芸術家の自宅、アトリエを紹介し…

2018年2月、イギリスの現代アーティストPJ クルック氏(1945〜)に会うためにチェルトナムにあ…

ふで箱の中身?DIYの道具?いえいえ、学芸員の仕事道具です。

学芸員に聞いてみた〜その1〜 「どんな風に使うのか教えてください!」 「展示作業や作品…

はじめまして、福島県の山のふもとにある美術館です。『モロビ』『ダリ美術館』と呼ば…

なぜ『モロビ』? これは「諸橋近代美術館(「も」「ろ」はしきんだい「び」じゅつかん)」と…

くら〜い、くら〜い、美術館のなぞ。

美術館で作品を鑑賞しているとき「くらいな〜」と感じたことはないでしょうか?正直、もっと明るい方が鑑賞しやすいですよね。では普段の私たちの生活とどのぐらい違うのでしょうか? 居間で読書をするときに推奨される照度は500ルクス(※1)程度といわれています。(※2)しかし、作品に当てることができるのは油彩画などで150〜180ルクス、非常に光に敏感な水彩画や素描などで50ルクス。日常生活よりもだいぶ暗めの値が推奨されています。(※3) 日常生活と比べるとだいぶ差がありますよね。