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会津の民芸品「赤べこ」から生まれた、美術館の『ひげべこ』。

スペイン出身の芸術家サルバドール・ダリの作品をメインでコレクションする当美術館では、毎年、ダリにオマージュを込めたオリジナルのミュージアムグッズを企画しています。

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今年は「赤べこ」とコラボレーションし、ダリのトーレードマークである"ひげ"をあしらった『ひげべこ』をつくりました。制作をお願いしたのは昭和37年より張り子の伝統を守り続ける西会津にある「野沢民芸」。女性の職人も活躍する、伝統と革新性ある工房です。

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そもそも「赤べこ」とは何なのか?当美術館がある会津エリアの民芸品です。木型に紙を貼り重ねる「会津張り子」という伝統的な方法で作られていますが、より広く、多くの方に楽しんでいただくために、工房によって作り方をどんどん進化させています。

赤べこには400年以上の歴史があると言われており、今もなお、魔除けや疫病除けとして、古くから多くの人に愛されています。近年では、現代的でモダンなカラーリングやフォルムの赤べこも様々登場しました。ただ、変わらないのは、ゆらゆら揺れる首の動き・・・個体差があり、揺れるスピードや角度が違うところも愛されるポイントではないでしょうか。

ぜひ、展覧会とともに、手仕事から生まれる美術館のミュージアムグッズにもご注目ください。